６日、木曜日の夜、上野の東京文化会館小ホールにコンサートを聴きに行きました。東京アーツアンサンブルの２２回目の演奏会です。私が小学生の頃から師事している恩師がシューベルトの有名な五重奏曲「ます」　イ長調　作品１１４で弦の方々と演奏されました。他のプログラムはルソーの「２本のクラリネットのための４つのアリア」（珍しい選曲なのではないでしょうか？クラリネットの方の間ではメジャーなのかしら？ちなみにルソーは童謡「結んで開いて」の作曲者です。このアリア、初めて聴きましたが素敵な曲でした）、モーツァルトの「クラリネット五重奏曲　イ長調　Ｋ．５８1」でした。演奏者の方々は私の恩師も東京藝術大学の名誉教授ですし、皆さんもう日本を代表する演奏家ばかりでした。

久しぶりの本当に生でいい音楽を聴いた、という満足感でいっぱいのコンサートでした。本物の芸術、というか・・・いぶし銀の響きと言うか・・・。一緒に行った妹も「奇をてらったり、誰かだけが変に目立ったりせずに一つの音楽を作り上げていて上品な正統派のコンサートだった。」と。本当にその通りでした。

レベルは全然違うのですけれど、私もまたコンサートで弾きたいな～っと思いました。妹とも来年、再来年辺り、小さなホールを借りてデュオやろうよ！っと久々に盛り上がったのでした。せっかく一緒に出来る相手がいるのですから・・・。

最近、忙しくて何となくご無沙汰になっていたデュオ・ウィスタリアの活動もまた始めたいと思いました♪