銀座にて

昨日はテアトル銀座で舞台「アマデウス」を観に行きました。アマデウスとは神の寵愛を受けた者、と言うような意味です。正に音楽の天才ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとその才能をうらやみ、嫉妬に駆られるサリエリの話です。

サリエリに松本幸四郎さん、モーツァルトに武田真治さん、モーツアルトの奥さんコンスタンツェに内山理名さんという豪華なキャストで素晴らしいお芝居でした。私は高校が音楽科で音楽史の授業でアマデウスの映画を見ました。舞台はまた違う魅力があるな~と思いました。天才モーツアルト、でも天才ゆえの孤独、苦労があり晩年は本当に悲しいものだったのだと思います。実際に共同墓地へ葬られお葬式もなく、今でもどこに葬られたかは定かではないのです。でも、彼の残した音楽は250年以上たっても輝いて世界中に愛されていますね。一方でこの世的には成功し、宮廷のおかかえ楽長だったサリエリの音楽はもう今は誰も演奏しません。お話の中のサリエリが嫉妬したのはその死後も皆に崇められる名声が欲しかったからなのでした。いろいろ考えさせられるお話でした。

久しぶりに華やかな街に一人で出掛けました♪でも、実は来週も私のピアノの恩師が銀座の王子ホールでリサイタルするので再び銀座に行きます。さらに、月末にも上野までリサイタルを聞きに行くので(こちらも先生関係)今月は出掛ける夜が多いです。

雨の銀座はもうクリスマスのライトアップで華やいでいました。教会でもクリスマスの準備が始まっています。11月にしては温かい日が続いていますが寒い日もあったりして体調管理、皆様もお気を付け下さいね。