♪グループレッスンについて♪

 

2~3歳の幼児さんがピアノの椅子に座って20分、30分レッスンを受けるのは無理な話です。

でも、いい音楽に触れて感性を伸ばし電子楽器ではなく生のグランドピアノの音に慣れて個人レッスンにすんなりとつながっていただきたい・・・。決して早期教育と言うものではなくこの幼い二度と戻って来ないお子様の大事な時期を是非豊かに過ごしていただきたい・・・。

そんな思いからリトミック、わらべ歌、ルンツェという音符を使わない教材や絵本などを用い独自にレッスンを考案致しました。初めてグループレッスンを受けた生徒さんたちは今、ずっと続けられて多くは小学生高学年となり日々楽しくレッスンに通って来てくださっています。個人レッスンで始められても同じ教材を使い、私が音楽教育者として学んでおりますダルクローズ・リトミックやコダーイシステムで重要なわらべ歌を取り入れて音感教育・基礎的なソルフェージュも同時進行させて参ります。

 

ルンツェ(楽譜なしで) 

 

 日本ショット版から出ているドイツの教材です。どんな楽器をやるにせよ、まずは体のしなやかさと想像力ないとその面白さは生まれません。ルンツェは子ども達に近い動物や乗り物、そして想像力をかき立てる森や山などを提案することによって子ども達を解放し、遊びの中で楽に体を変化させ楽器と仲良しにさせます。子ども達はいつでもこの始まりを糧として音楽への興味を広げて行きます。

どうぞこの始まりは遊びに見えてそうではない、大切な時期としてお考えの上、長い目で見守ってくださるようにお願いします。私が横浜・フェリスの音楽教室で10年近く子ども達と関わって来た経験からグループレッスンでも個人レッスンでもこのルンツェと絵本を使いピアノレッスンの導入としています。

 

わらべ歌

 

 ハンガリーの音楽教育はコダーイ・システムと呼ばれています。このシステムの創始者コダーイ・ゾルダンは「どこの国にも、その国独自のことばがある」と言いました。そして、わらべ歌の伝承遊びのパターンを研究し、音の言葉と手をたずさえた領域を拡げて教育に役立てるように示唆しました。

これらはピアノの手ほどきの前に行われる準備期間としても最適です。

 

リトミックにつきましてはリトミックのページをご覧ください。