10月になりました♪自宅練習で思うこと。

あっと言う間に10月になりました。

早いですね、今年もあと90日切りました、とか言われると何故か焦ってしまいます(^_^;)

 

きりとうピアノ教室も通常のレッスンが戻って来ました。やはり子ども達は可愛くてレッスンも楽しいです♪

今は小学1,2年生のお子さんが多いのでお母様たちの付き添い、お家での練習も手が抜けない時期ですね。私は音大生の頃に教え始めましたがそのころは気楽に「練習させてくださいね~」と親御さんに言うだけでした。が、自分に子どもが与えられていざ、自宅で練習させることの大変さと言ったら!毎回バトル、こんなに大変な事とは知りませんでした(汗)

今まで教えて来た生徒さんのお母様たちのお顔を思い出し。。。みんな凄いな~(すごかったんだな~)と尊敬したものでした。

最初は音大生の若い先生に手ほどきをお願いしてレッスンに通ったのですが、ピアノの先生をしている私でさえ、自宅で子どもに練習をさせ、一週間アッと言う間、次のレッスンで課題を弾けるようにして丸をもらう。。。これが本当に大変でした。

でも、子どもの成長は早いものです。今、大変さを覚えておられても1,2年すれば成長が目に見えます。自宅練習の習慣が付いたお子様は自分で練習し、課題が進んでいく楽しさを経験して体得していただきたいと思います。練習しなかった週は先生にそれなりに怒られて課題も進まないでしょう。でも、それも経験です。

 

言うは易し、簡単に書いていますが実際は本当に難しくお子さんの性格、個性によって個人差があり思ったように進まないことも、またはピアノが合わなくて辞めることもあるでしょう。(私も親として経験済み)それはそれで良いのです。一時期でもピアノに触れたこと、これがお子様の長い人生の中で楽しく&またはバトルしながら親子で過ごした思い出の一ページになっていただければ、と思います。もちろん、ピアノが好きでずっと続けて人生に音楽がいつも共にあり、豊かなものになるように願っています。

 

うちも娘二人はもう、ピアノを習ってはいませんが中学生になるまでは生徒さんに交じって発表会にも出てそれは本当に今でも良い思い出です。

着せたドレスも全部取ってあります。(捨てられません)

上の子はショパンのノクターンまで弾けましたが最後は「私はママのようにピアノを弾くことが好きじゃないの」と言う言葉を最後にレッスンはやめました。(泣けました)でも、今も好きな曲はちょこちょこ自分で弾いて、通っている教会のオルガンのご奉仕もたまにしています。同じように教えても下の子は練習が本当に出来なくてとうとうメトードローズも終われませんでした。どうも、右と左を別のことを同時に動かすことがダメみたいでした。でも、歌が大好きで中学校の合唱コンクールではパートリーダーをやり、練習の音取りでメロディーを弾いてみんなに「ピアノ弾けるの?!」って驚かれた、とまんざらでもなさそうです。今年は指揮をするそうで音楽は好きなようです。親子バトルした時期は2人いて気が狂いそうになったこともありましたが今は懐かしく思い出し、そんな頃もあったな~っという感じです(^^)

 

そんなように人生いろいろ、教室の生徒様も皆様、全員がピアニストになるわけではなく趣味でピアノが弾けたら、と思っていらっしゃる方が多いと思うのです。プールやバレエと違い自宅練習が必要でご家庭、特にお母様のご負担が大変な習い事ではありますが忍耐力、達成感が養われます。昨今は努力、忍耐など嫌われますが将来お勉強にでも何にでも必要な事。長い目で見てコツコツ進めて参りましょう。先ほども書きましたようにお子様お一人お一人違います。悩まれましたら個人的にいつでも何でもご相談下さいませ。

長くなりましたが久しぶりに先生らしいことを書きました(笑)

 

写真は8月、リサイタル練習の息抜きにフラリと寄った吉祥寺のお花のカフェ。花の名前は忘れてしまいましたが(>_<)とっても綺麗でした。それをグーグルが勝手に修正してくれていて。綺麗なので貼っておきます♪(後で思い出しました!トルコキキョウです。)

9月からほとんど晴れた日がない東京。10月最初の今日も雨。秋晴れが待ち遠しいですね。

皆様、ご自愛ください。