昨日、赤坂の山王病院で夕べのコンサートに出演しました。お産中心の素敵な病院でロビーに大きなコンサートサイズのべーゼンドルファーが置いてあり、吹き抜けの素敵な空間で良い響きでした。

病院ということで、始まるとその音が聴こえるのでしょう、入院中の方も体調の良い方は降りて来られてしばし、聴き入っていただきました(#^.^#)

クラシックのコンサートは普通は淡々と曲を弾いていくものが多いですが、昨日は病院のボランティアコンサートという雰囲気もあり、曲解説などトークも交えたコンサート、楽しんでいただけたと思います♪

写真はリハーサル風景、デュオの相方と譜めくりの方がまだ小さなお子さん達がいて、何だか賑やかな中のリハーサルでした（笑）

昔、まだ若かりし学生時代、本当に自分がこの道でやっていけるのか色々不安だったころ、音楽なんてお花と一緒、人が生きて行く上であってもなくてもどうでもいい物。そんな不確かなものに人生を懸けて良いものか悩んだものでした。

でも、今は人間にとってお花も音楽もなくてはならない物だと思っています。小さな赤ちゃんを抱いて最後まで一生懸命聴いてくださった若いお母さん。赤ちゃんは時々、お喋りしていましたけれど私たちは彼女が少々、気後れしている様子ながらも最後までいてくださって何よりも嬉しく弾いていました。人の生きる力を励ますもの、音楽ってそんな役割があるのではないでしょうか？

今年はコンサート出演が多いです。

またご案内致しますので是非、ご都合つくお日にちにはお出かけくださいませ。